サングラスの基礎知識 ブログ
まずは修理できるか確認を
高額なブランドサングラスはほとんどの商品が修理可能ですが、気軽に買える低価格のサングラスの場合、そもそも修理できないことも。修理を依頼したあとで「このサングラスは修理対応できなかった」ということがないように、自分の持っているサングラスが修理可能か、事前に電話等で問い合わせてみることをオススメします。
購入したお店に修理を依頼する
サングラスが破損したり変形した場合、自分で直そうとせず、まず購入したお店に修理を依頼してみましょう。簡単な修理で済むことも多く、自分で直そうとすることでさらに破損が広がるのを防ぐことができます。購入時の保証書などがあれば、あわせて持参しましょう。
他店のサングラスも修理可能
気になるのが、「ほかのお店で購入したサングラスも修理できるのか」ということ。特殊なフレームや、一部対応していない店舗もあるようですが、基本的にはどのお店でも修理の対応をしてくれます。
買ったお店が遠い場合や、通販で購入した場合は、近くのメガネ屋さんに相談してみましょう。
具体例でみるサングラスの修理
では、実際にサングラスを修理する場合、どんなケースが考えられるのでしょうか。具体例をあげながら、ひとつずつ確認していきましょう。
1.サングラスのフレームが折れた・変形した
まずは、サングラスの修理のなかでも多い、フレームの折れや変形です。
変形は素材ごとに修理方法が違う
金属製のフレームは、専用の工具を使って修理することができます。また、プラスチック製のフレームの場合、温風を使ってゆっくりと変形箇所を直していきます。
注意したいのが、特殊な素材を使っているもの。この場合、フレームそのものを取り換えなくてはならないため、修理に対応できないことを覚えておきましょう。
フレームが折れても自分でくっつけない
フレームが折れた場合、応急処置として接着剤を使った経験はないでしょうか。接着剤をつけると、折れた部分の凹凸が激しくなるほか、専用の溶剤がくっつかなくなる恐れがあります。
フレームの折れは専用の溶剤や金具を使うことで、今までと変わりない状態に戻すことができます。サングラスのフレームが折れたときは慌てずに、お店に修理を依頼するのがおすすめです。
2.ネジがゆるんだ・紛失した
サングラスに使われているネジは、年数とともに劣化し、サビやゆるみ・紛失の原因となります。ネジ部分はお店で交換することができるので、ゆるみやぐらつきが気になり始めたら、修理をお願いしてみましょう。
レンズ外れの原因もネジのゆるみ
サングラスのレンズが外れてしまった場合も、ネジのゆるみが考えられます。レンズ部分のネジを修理・交換することで直すことができるので、お店で確認してみましょう。
また、レンズ部分にあるナイロン糸が切れることも、レンズ外れの原因のひとつ。この場合もナイロン糸の交換で修理が可能です。
3.鼻パッドが外れた・破損した
鼻パッドは、つねに顔と接触しているため、劣化が早い部分です。金属製のパッドであれば、簡単に交換することができます。
プラスチック製のパッドが折れたり、欠けたりした場合は、専用の溶剤で修理するほか、機材でかどを削るなどしてくれるので、お店に相談してみましょう。
カスタマイズするのもオススメ
かけ心地にこだわりたい場合には、鼻パットの素材を交換してみるのもおすすめです。鼻パッドがついているフレームであれば、シリコン製やメタル素材のパッドに交換することができます。セルフレームであれば、ついているパッドを高く加工したり鼻パッドをつけたりすることも可能。お気に入りのサングラスを快適にかけられるように、カスタマイズにもこだわってみましょう。
サングラスの修理はまずお店に相談することから
お店でできるサングラスの修理は、ネジ交換など軽微なものから、フレームの割れなど甚大なものまで幅広く対応できます。
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